「HEIMPLANET（ハイムプラネット）」はステファン・クラウスとステファン・シュルツの2人のステファンによってドイツのハンブルクで設立されました。
自然と触れ合い、自然の一部になるというハイムプラネットの思想は、ブランドロゴにも表れています。このロゴは、火、水、空気、地球のそれぞれのイメージを合わせたデザインになっています。
そんな彼らのHEIMPLANETへかける情熱とこれまでの軌跡を紹介します。
「旅から得たインスピレーション」
旅をしていると生きていることを実感します。五感が研ぎ澄まされ、常に新しいことを発見することができます。新しい状況、新しい人々、新しい文化、新しい環境に常に適応しようとします。頼るものが少なければより多くのことを見出せ、体験することで新しいことを知るだけでなく、自分自身をも知ることができるのです。
HEIMPLANETの旅は、2003年にポルトガルの海岸線をサーフトリップした際に生まれた、新しいコンセプトのテントのアイデアから始まりました。当時私たちは海岸沿いを旅していたため、何度もテントを張らなければなりませんでした。
ある日到着がかなり遅くなり、暗くなってテントを張ろうとしているうちに雨が降ってきました。そのときテントを改良しようという話になりました。当時は未来志向のテントの話をすること自体が私たちには面白かったのです。そして2011年、初のインフレータブルテント「THE CAVE」が発売されました。
それ以来HEIMPLANETはあらゆる種類の製品を発表し、そのすべてが明確な目的のために設計されています。私たちは最高のテクノロジーとクリーンでシンプルなデザインを組み合わせました。その結果どこに行くにも、どんな旅行にも、どんな日にも適した、きわめて汎用性の高い製品が誕生したのです。
ドイツ語には、Heimat（ハイマート）という特別な言葉があります。
この言葉には、自分がくつろげる場所、自分の居場所となる場所、決意を新たにする場所、何があっても大丈夫という気持ちにさせてくれる場所などの意味が込められています。私たちはこの感情を地球を旅するときに連れて行きたいと思いました。
「未来に向けた私たちの使命」
私たちがHEIMPLANETを設立したのは改善の可能性を見出したからです。私たちたちの知識が活かされれば、より良い生地、より公平な労働条件、より良い教育を受けた製造業者、よりクリーンな生産ルート、より思慮深いデザインなどを見つけることができると気づいたのです。
品質とは期待に応えることだと言われます。期待に応えるだけでなく、それを超えることができるのなら、それに越したことはありません。私たちは改善すべき点がなくなるまでやり続けます。それは非現実的な目標でしょうか？おそらくそうでしょう。どんな大きな夢もそれなりの純真さから始まるものでしょう。リスクを冒さないのであれば現代のアウトドアブランドであることに何の意味があるのでしょうか？私たちは現実的であるかどうかよりも、何が私たちの原動力であるかということに重きを置いています。
「モダンアウトドアの追求」
世界を探索し新しい視点を求めると、私たちは個人でありながらこの世界がひとつの生命体として機能していることに気づきます。そしてそれこそが私たちが人間として一緒に立ち向かうべき方向性、つまり調和なのです。
私たちは皆、お互いに助け合って生きているのです。だからこそ敬意と包容力、そして共感をもって、互いにそして地球と向き合うことが大切なのです。私たちは製品をデザインすることでこの姿勢を日々の暮らしにも反映させていきます。私たちは皆、同じ船に乗り合わせているのです。そしてその過程で誰かと出会い何を得ていくのか。私たちは共に「モダンアウトドア」の持つ意味を明らかにしていきたいと思います。
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